日本人の悪いクセ

今日は一旦実家に帰ります。

俺が今住んでる所から家に帰るには東海道線で電車に乗りそこから2時間近くかけて行かなければなりません。その電車の道中自分が座ってる横のドアから白杖を持った男性が乗り込んできました。車内は満員。周りの人間は気づいていない様子でスマホをいじり俺はスマホを触っていたがかろうじてそれに気づくことはできた。そこで出たのが日本人の悪いクセ。私たち日本人は親切心はあるが人に注目されたり人目を気にすることがよくあります。僕もその中の1人なので「これは席をゆずればいいのか」席をゆずるのはあたりまえだが、その勇気がでない。さらに、その男性は立ちながらスマホを眺めていたので「もしかしたら大丈夫なのかもしれない」というよこしまな考えが頭に浮かんでいた。白杖をもつひとの中では全盲の人もそうでない人もいることは知っていた…。が、やはり声はかけなければ。と思いなるべく周りの人に目立たないように声をかけた。「ス、ここどうぞッ！」

…………スッてなんだァァァ！！！！

男の人は座ってくれたが、、俺は恥ずかしさのあまりすぐに隣の車両まで移動した。しかし、やるべきことはやった。日本人の悪いクセに俺は勝ったのだ。心の中で、ヨシッ。とつぶやいた。

大学の国際関係学部に入って思うのは、自分たち日本人にはいい所もあるし悪い所もやはりあるということです。留学生やいろんな人がいる大学生活のなかで、なにが正しい行動か自分なりに判断し、グローバルな人材になるべく日々の生活を大切にしていきたいものです。